子どもにとって学校がすべてではない

私の娘は、小学校5年で学校に行くのを辞めました。
いじめがあったからです。

もちろん最初は、無理矢理、家から追い出して学校に行かせようとしました。
玄関の前に立って身動きしない娘を見ながら、私の前に不登校の現実が襲いかかり、
なぜ?の文字ばかりが脳裏で渦巻きました。

そして、まず最初にしたのは、落ち着くことでした。
何日も何日も落ち着くことを考えました。
夕方の4時に起きてきて朝方6時に眠りについても、冷静になることだけに努めました。
1年過ぎても2年過ぎてもその生活は、変わりません。
その間、親子のコミュニケーションが取れていたことが救いでした。
いろいろ調べているうちに欧米では、当たり前のようにホームスクールで子供の教育がなされていると知り、
また国が認める学校ではないが、いろんな形の学校があることも知り、何かいい兆しが現れてきました。
そのような情報をさりげなく娘に知らせながら、自分で考える時間を与えるようにしました。
焦らずに、少しづつ。

そして、4年後、ついに再出発の第一歩を踏み出しました。
大学入学資格試験を受けることを決めたのです。
その為の学校で、同じような境遇の子達と学び、高校卒業の資格を取りました。
学校に行かせるのが親の義務?多くの人はそう思い、親としての努めを果たそうとします。

でも一歩そこで立ち止まって少し落ち着いてみましょう。
親は子どもに教育を受けさせる義務があります。
それは学校に行かせる義務ではありません。

コメント欄は閉じられています。